- 指毛を剃ったら指を切ってしまった…
- 綺麗に剃れなくて肌荒れやポツポツが目立ってしまう
- 剃ると濃くなるって本当?
このような悩みに、元サロンスタッフの私がわかりやすくお応えします!
指って他の部位にくらべて狭いし、凹凸があって剃りにくいですよね。
しかも間違った自己処理をしていると肌トラブルの原因になることも。
ここでは、指毛を綺麗に剃る方法と、剃ることによるデメリットについてご紹介します。
この記事を読むことでキレイな手指のつくりかたが分かりますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
【プロフィール】
つむみ/27歳/主婦ブロガー/元サロン勤務。
指毛を笑われたコンプレックスから脱毛について徹底的に調べ尽くし、脱毛器オタクに。手は顔と同じくらい人に見られている大事な部分です。
キレイな指をつくるための情報を発信しています。
指毛を綺麗に剃る方法
指毛を綺麗に剃るためには、以下の3つが大切になります。
- 剃る前の準備
- 正しい剃り方
- アフターケア
適切な手順で指毛を剃ることで、皮膚を傷つけたり肌荒れなどのトラブルを避けることができます。
指毛を剃る準備
指毛などのムダ毛を剃るときは、事前の準備から整えることが大切です。
まずは剃るための道具は何を使うのか、という点。おもに「カミソリ」か「電気シェーバー」になります。
カミソリを使用するのであれば、刃の枚数が多いものを選びましょう。
刃の枚数が多くなるほど肌にかかる圧力が分散されるため、負担が小さくなります。それにより密着させても肌を傷つけにくく、綺麗に剃ることができます。
とはいえ皮膚の表面を削ってしまうことには変わりないので、肌トラブル避けるなら刃が直接触れない電気シェーバーのほうがおすすめです。
また、毛は温めることで柔らかくなり、より剃りやすくなります。剃る前にホットタオルなどで温めたり、お風呂のときに剃ると良いでしょう。
平行に優しく剃る
指毛を剃る手間が面倒でササッと剃る人も多いですが、指は凹凸があって平らな面が狭いため、皮膚を切ったり表面を削って肌荒れを起こしやすいので気をつけましょう。
カミソリやシェーバーは刃と肌の接地面が平行になるようにし、ゆっくり優しい力で動かすことで、肌を傷つけるリスクを軽減できます。
基本的には毛の流れに沿って剃るようにし、剃り残しが気になる部分だけ逆剃りしてください。
逆剃りは綺麗に剃れるかわりに肌への負担が大きいため、何度も往復するような剃り方はやめましょう。
長く伸びた指毛を剃るような場合は、ハサミなどで一度短くカットすることでスムーズに剃れます。
また、シェービングジェルやローションで摩擦を減らしながら剃ることも、肌ダメージを抑えつつ綺麗に剃る方法としておすすめです。
剃ったら保湿する
毛を剃ると、どうしても肌を擦ることになるため、角質層も一緒に削ってしまいます。
そのため指毛を剃ると乾燥しやすくなり、剃り跡がぶつぶつや黒ずみになる原因となるため注意が必要です。
とくに手指は手洗いや洗い物などで乾燥による肌荒れを起こしやすいので、アフターケアとして保湿することが重要になります。
保湿することで肌のバリア機能を保つことができ、肌を守ってトラブルを防げます。
処理後にはローションやハンドクリームなどをたっぷり使いましょう。
剃ると濃くなる?指毛を「剃らないほうがいい」理由
ムダ毛は「剃ると濃くなる」という話を聞いたことがあるでしょうか?
結論から言いますと、剃ったからと言って生えてくる指毛が濃くなることはありません。
しかし、剃っていない毛とくらべて毛先が先細りではなく「断面」になるため、伸びてきた時に結果として太くなったように見えてしまいます。
ですから、先ほど指毛を綺麗に剃る方法をご紹介したものの、そもそも指毛を頻繁に剃ることはあまりオススメしません。
理由は他にもあります。
- 埋没毛になる
- 毛穴のポツポツが目立つ
- 黒ずみの原因になる
- 肌トラブルの恐れ
埋没毛になる
指毛を剃ると、皮膚の表面も一緒に削れて乾燥しやすくなります。
乾燥すると肌が生まれ変わるサイクルである「ターンオーバー」が正常におこなわれなくなります。
冬場など乾燥した手に赤切れや逆むけができると、いつもより治りづらいといった経験がありませんか?
そんな皮膚の状態では、剃ることで断面の尖った毛が上手く表面に出てこられなくなってしまう場合があります。
これが、いわゆる「埋没毛」「埋もれ毛」と呼ばれるものです。
指毛を剃ると、このような埋没毛の原因になり指にブツブツができることもあります。
毛穴のポツポツが目立つ
カミソリや電気シェーバーで剃ることによる指毛の処理では、毛根まで除去することはできません。
表面の指毛はしっかり剃ったつもりでも、毛穴には毛が残ってしまうため、ポツポツとした点が目立ってしまうこともあります。
また、断面の尖った指毛がすぐに生えてくるためチクチクとした感触になることも。
見た目だけでなく手触りも悪くなってしまいます。
とくに指は身体のなかで自分自身が最も見たり触れたりする部位であるため、ポツポツがあると常に気になってストレスに感じやすいです。
黒ずみの原因になる
指などムダ毛の存在がとくに気になる部位では、どうしても剃る回数が増えてしまいます。
すると、それが原因となって黒ずみができてしまうことがあります。
これはカミソリや電気シェーバーで剃ることによる刺激から、肌を守ろうとメラニン色素が作られるためです。
少しの刺激であればターンオーバーによって色素がついた肌も再生されますが、剃る頻度が高くなると色素沈着してしまい、黒ずみが残ってしまうことも。
黒ずみやぶつぶつができる原因や対策については、他の記事でも詳しくご紹介しています。
肌トラブルの恐れ
指毛を剃ることは埋没毛や黒ずみだけでなく、指を切ってしまったり肌荒れなどのトラブルを起こす恐れもあります。
指は狭くて凹凸のある部位なので、広く平らな部位とくらべて剃りにくく、しかも皮膚が薄いため少しのミスで指を傷つけてしまう人がとても多いです。
また、刃が皮膚に触れることによって炎症が起き、カミソリ負けや金属アレルギーなどの肌荒れを起こす人も少なくありません。
せっかく手指を綺麗にしようとして毛を剃るのに、指に傷跡ができたり肌が荒れてしまったら悲しいですよね。
指毛を剃らずに綺麗に処理するには?
ここまで指毛の剃り方と、剃るデメリットについて解説しました。
最後に、指毛を剃らずに綺麗に処理する方法をご紹介しておきます。
おすすめの方法は3つです。
- 除毛クリーム
- 家庭用脱毛器
- 脱毛サロン・クリニック
それぞれ簡単に説明します。
除毛クリーム
除毛クリームはドラッグストアなどで手軽に購入できるアイテムです。指毛などのちょっとした部位にとても便利。
ムダ毛が気になる部分に塗って数分後に洗い流すだけで処理できます。
- 物理的なダメージが少ない
- 10~15分で手軽に除毛できる
- うぶ毛から濃い毛までツルツルにできる
- かぶれやアレルギーを起こす可能性がある
- 消耗品なので使い続けるにはコストがかかる
- 種類によっては独特の臭いがある
除毛クリームは薬剤が毛を溶かして除毛するため、シェービングよりもツルツルした肌感になり、毛穴の目立ちや生えてきた時のチクチク感がありません。
消耗品なので継続的に全身を除毛しようと思ったら費用が多くかかってしまいますが、指毛のように狭い範囲であれば少量の使用で長持ちするためコスパも良く、おすすめです。
ただし、人によっては薬剤が肌に合わずヒリヒリしたり肌荒れ・かぶれ等を起こす可能性があります。
「必ずパッチテストをおこなう」「保湿などのアフターケアをおこなう」といったことが重要です。
敏感肌やアレルギー体質の方は、他の方法を検討したほうが良いでしょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、サロン級の光脱毛やレーザー脱毛が自宅で手軽にできるアイテムです。
お手入れしたい部分のムダ毛をシェービングした後、光を照射することで脱毛します。
指毛を綺麗に目立たなくするのに大きな効果が期待できます。
- 肌への負担が少ない
- 自己処理がほとんど必要なくなる
- 自宅で気軽にサロン級の光脱毛ができる
- 美肌効果でキメが整ってハリ、ツヤがでる
- すぐに効果が表れるわけではない
- 毛の濃さや部位によって痛みを感じる場合がある
- 誤った使い方をすると肌トラブルの可能性がある
即効性はありませんが、脱毛したい部分に繰り返し使用していくことで、だんだんムダ毛が薄くなり生えにくくなるのが大きなメリットとなります。
個人差はありますが、2ヶ月〜半年ほど定期的な使用を継続していくことで自己処理がほとんど要らない美肌を目指せます。
家庭用光脱毛器は、その他の自己処理とくらべると価格が3万~10万円前後となり、初期費用が高くつきます。
しかし、一台買ってしまえば一生モノになるほど長く使えるため追加費用がかかりません。これから先ずっと消耗品を買い続けるよりも、できるだけ早いうちから光脱毛を完了させたほうがコスパが良くなると言えます。
≫【2021最新版】家庭用脱毛器おすすめ10選!元サロン店員が徹底比較
脱毛サロン・クリニック
「脱毛サロン」や「医療脱毛クリニック」は、費用面でハードルが高い方法になりますが、指毛に悩まされることのない綺麗な指をつくれる方法になります。
- 肌への負担が少ない
- 自己処理がほとんど必要なくなる
- 家庭用脱毛器より効果の実感が早い
- 肌トラブルが起きてもフォローを受けやすい
- 強い痛みをともなう場合がある
- 脱毛の回数や範囲によって高額になる
- 予約や通う手間がある
通う手間や時間、コストは必要になるものの、プロに脱毛を任せられるのは安心感があります。
たかが指毛とはいえ、手は顔と同じくらい人目につく部分です。
下手に自己処理で皮膚トラブルを起こしてしまったり毛穴のポツポツや黒ずみが目立ってしまうくらいなら、サロンやクリニックでしっかりとケアするのも一つの手です。
指毛などの狭い部位であれば、それほど高額になりませんし、多くの脱毛サロンではお試し価格として無料〜低価格で脱毛体験ができるので、とりあえず気軽に無料カウンセリングを受けてみて考えるのも良いですよ。
≫指毛の脱毛におすすめの脱毛サロン8選【元サロンスタッフが徹底調査】
【まとめ】指毛は肌に優しい方法で処理しよう
指毛の剃り方で大切なのは、できるだけ肌の負担を減らすことです。
しかし、それでもカミソリで剃る自己処理は、他の方法とくらべて肌トラブルの可能性が高くなってしまいます。
電気シェーバーは負担が少なくなりますが、そのぶん根元から綺麗に剃れないためポツポツが残ったり、すぐに伸びてくるので頻繁に処理しなければならないデメリットも。
スベスベの綺麗な指を目指すなら、除毛クリームや家庭用脱毛器をつかった自己処理、もしくは脱毛サロンやクリニックでプロに任せることをオススメします。
ぜひ参考にしていただき、自信をもって人前に差し出せる手指をつくってくださいね。